ここで紹介する漢詩は、漢検1級及び準1級の過去の検定試験の出題に関連したものです。
なお、文中では「中国」を「チャイナ」と記述しています。
私は、漢詩にさっぱり興味がないのですが、漢検を受験する上では、多少勉強するしかない。
歴史を辿りながら、作者の略歴や背景を見て行くと、多少興味を抱ける様な気がします。
興味深いのは、チャイナの漢詩や名文の中に、洞庭湖とその辺に建つ岳陽楼に絡むものが散見されることです。
チャイナ古代史における洞庭湖は、色々な意味で存在感があったんだと、知らされます。
日本で言えば、経済と政治の要衝だった琵琶湖でしょうか。
1.春暁 作:孟浩然
2.洞庭湖に臨んで張丞相に贈る 作:孟浩然
3.短歌行 作:曹操
4.七歩の詩 作:曹植
5.洞庭湖に遊ぶ 作:李白
6.洞庭湖に遊ぶ 五首全文
7.岳陽楼に登る 作:杜甫
8.長恨歌 作:白楽天
9.元九を憶う 作:白楽天
10.琵琶行 前置き文 作:白楽天
11.琵琶行 本文 作:白楽天
12.君不見簡蘇渓 作:杜甫
13.一笑名優質却孱 作:森鴎外 〔日本〕
14.『詩経』 秦風 黄鳥
15.『詩経』 秦風 晨風
16.靈運に答ふ 作:謝宣遠
17.金縷衣 作:杜秋娘
18.離騷 作:屈原
19.『詩経』 小雅「谷風之什」四月
20.勧酒 作:于武陵
21.秋浦の歌 作:李白
22.汪倫の贈る 作:李白
23.春望 作:杜甫
24.却東西門行 作:曹操
25.曲江 作:杜甫
26.鄭羣贈簟 作:韓愈
27.『詩経』 小雅「鴻鴈之什」鶴鳴