百八煩悩(ひゃくはち ぼんのう)
りーやん!たーやん!次の問題ですよ~♪
はあ~い!!
う~ん、今日の問題は、嫌な予感がしますね~(笑)
先生!そんなに楽しそうな問題ですか?(笑)
早く言って下さい。ははは
じゃあ、今日の問題は「百八煩悩」です。
あはは、そりゃ簡単だ!
日本の風俗店で遊んだイタリア男性が「尺八!ボーノ!ボーノ!」と喜ぶことでしょう?
あはは、上手いな~
「百八煩悩」じゃなく「尺八煩悩」だな(笑)
本当!りーやん!冴えてますね(笑)
でも、違います!あはは
正しい解釈は「人間の持つ苦しみを生み出す百八つの迷いのこと」です。
いつもの憶え易い解釈は要りませんね~(笑)
は~い!大丈夫で~す(笑)
【本来の解釈】
〇百八煩悩(ひゃくはち-ぼんのう)
<意味> 人間の持つ苦しみを生み出す百八つの迷いのこと。
「煩悩」は仏教の言葉で、人間の心身の苦しみを生み出す迷いのこと。
煩悩は百八種類あるとされている。
除夜の鐘が百八回撞くのは、この煩悩を消し去る為。
煩悩の百八個の数の由来には諸説ある。
そのうちの一つ。
六根(6)×好・悪・平(3)×浄・染(2)×過去・現在・未来(3)を全て掛け合わせると108になるという説。
六根・・・人に感覚を生じさせ、迷いを与えるもののことで、眼、耳、鼻、舌、身、意の六つ。
好・悪・平・・・人間の感情のあり方を表す。「好」快感、「悪」不快、「平」どちらでもない、の意味。
浄・染・・・「浄」きれい、「染」きたないという意味。
三世・・・過去・現在・未来や前世・今世・来世を表す。
これら全ての組合せが、
六根(6)×好・悪・平(3)×浄・染(2)×過去・現在・未来(3)=108となり、
よって煩悩は百八個あるとされてる。