千紫万紅(せんし ばんこう)


    りーやん!たーやん!次の問題ですよ~♪


       はあ~い!!


    う~ん、今日の問題も、嫌~な予感がしますね(笑)


   ははは、先生!早く言って下さい!


    では、今日の問題は「千紫万紅」です。


   なるほど~、それではご期待に応えて!

   昔、よくあった卒業式になると先生をシバクこと、でしょう?


   ほう!また駄洒落やな

  「あの先公、しば(叩)こう」と仲間を誘うヤンチャ坊主やな?

  でも、2文字目は「紫(むらさき)」やで「柴(しば)」じゃないよ(笑)


    あはは、面白い(笑)

  正解にしてあげたいけど、違います!あはは

  正しい解釈は「紫や紅などさまざまな色の花。転じて、彩り豊かな様子のこと」です。



   先生!いつもの憶え易い解釈をお願いしま~す(笑)


    じゃあ、とっておきの憶え方を教えてあげますね~

  「千紫万紅」は

  奥の院を千回()くと紫色になり、一万回()くと紅い色に変ることです(笑)


   うわあ~っ!除夜の鐘みたいで、乙な味わいがありますね(笑)




 【本来の解釈】


〇千紫万紅(せんし-ばんこう)

  <意味> 紫や紅などさまざまな色の花。また、色とりどりの花が咲きみだれること。転じて、彩り豊かな様子。


 【語彙説明】


〇乙(おつ)

  <意味> 邦楽で、甲 (かん) より一段低い音 (おん)のことで、普通と違って、なかなかおもしろい味わいのあるさま。



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