愛燦燦(あいさんさん) その1
りーやん!たーやん!今日は、気分を変えて、歌謡曲の問題ですよ~♪
へえ~っ!面白そう!
お二人は、『愛燦燦』を知っていますよね?
はい!勿論!
美空ひばりのヒット曲です!
そうそう!小椋佳が作詞作曲やな
今回は、この曲を2回に分けて勉強しましょう。
先ず、「それでも過去達は優しく睫毛に憩う」って箇所、知的で美しいですね。
私奴も同感です。
小鳥が睫毛で戯れている様子が目に浮かびますね。
僕は「人は哀しい 哀しいものですね」のフレーズに共感するなあ
なるほど~
人によって共感するフレーズは異なりますね。
「燦」は、漢検準1級の対象漢字です。
難しい漢字ですけど、品がありますね。
「潸」は、1級の漢字。雨と涙の両方の意味を持つのが味わい深いですね。
【歌詞】
『愛燦燦』
作詞・作曲:小椋佳
歌:美空ひばり
雨 潸潸と この身に落ちて
わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして
人は哀しい 哀しいものですね
それでも過去達は 優しく睫毛に憩う
人生って 不思議なものですね
風 散散と この身に荒れて
思いどおりにならない夢を 失したりして
人はかよわい かよわいものですね
それでも未来達は 人待ち顔して微笑む
人生って 嬉しいものですね
愛 燦燦と この身に降って
心秘かな嬉し涙を 流したりして
人はかわいい かわいいものですね
ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う
人生って 不思議なものですね
ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む
人生って 嬉しいものですね
【語彙説明】
〇燦燦(さんさん) ・・・ 太陽などが明るく光り輝くさま。彩りなどの鮮やかで美しいさま。
〇潸潸(さんさん) ・・・ 1.涙をさめざめと流すさま。 2.雨の降るさま。