六根清浄(ろっこん しょうじょう)
りーやん!たーやん!さあ!次の問題ですよ~♪
お願いしま~す
では、第3問「六根清浄」って知っていますか?
六根?なんだか、わくわくするな~
知りませ~ん(笑)
はい!では、説明しますね
欲望や迷いを断ち切り、心と体を清らかにすること、です。
「六根」は仏教で煩悩や迷いなどの元になるとされる六つの器官のことで、
眼・耳・鼻・舌・身・意のことですね。
分かりましたか?
ぜ~ん、ぜ~ん、解らな~い!
もっと憶え易い説明あるんでしょう?
え~っ!もう!
じゃあ、とっておきの憶え方を特別に教えてあげますね~
ある若い女性が、尼僧(にそう)になろうとお寺を訪れた。
門主(もんしゅ)は、「六根清浄を知っておるか?」と、訊きました。
知らないと答える女に、欲望や迷いを断ち切る儀式だ、と説きました。
ほう!ほう!それから、それから?
フフフ、急がない!急がない!
その方法は、単衣(ひとえ)の僧衣だけを身に着けて仏前に座り、お辞儀する。
そして、南無阿弥陀を百度唱えたら、お尻だけを持ち上げ、四つん這いになること。
その時に、何かがお尻から入ってくるモノがあるが、それは神の如意棒!
決して、逃してはならない、と、教えました。
そんなもん!逃したら、怒るぞ!(笑)
ご心配なく!女はチャンスを逃しません!フフフ
暫くすると、その如意棒が引いていく。
それと同時に、煩悩の一つがお尻から出て行く。
これを六回繰り返すことによって、六つの煩悩を捨て去ることが出来る。
と、門主は説明しました。
うわーっ!絶対!御利益ありそう!
賛成!賛成!それから!それから!
あはは(笑)
それから女は、毎晩、新しい煩悩滅却に挑(いど)んだそうです。(笑)
俺も坊さんになろうかな~
お供させて頂きます!
【本来の解釈】
〇六根清浄(ろっこん しょうじょう)
<意味>
仏教用語。欲望や迷いを断ち切り、心と体を清らかにすること。
「六根」は仏教で煩悩や迷いなどの元になるとされる六つの器官のことで、眼・耳・鼻・舌・身・意のことをいう。
「清浄」は煩悩や迷いなどを捨てて、汚れがなく清らかなこと。
山参りなどで修行者が山に登るときに唱えていた言葉。