その63 (続)ランニングを継続する方法 2022.01.28
私のランニングは、連続で走っている訳ではなく、200mを走って100mを歩く。
この繰り返し。
大概は、3.4kmのうち2.5kmを走る。できれば5.0kmのうち3.6kmを走りたいのだが、どうも挫折してしまう。
更に、体調が
な~んだ、と馬鹿にする
還暦の男が、約五十年振りに走るのだ、こんな方法しかないんですよ
ランニングをしている老人は、よく見掛ける。
長続きしているなあ、といつも感心するのだが、まあ、私も曲がりなりにも続けてこれた。
どうやれば、ランニングを継続することが出来たか?
私流の継続方法は、「無理をしない」、それでいて、逆に「走らないと死ぬぞ」と自分を
と、以前、書いた。
しかし、この「走らないと死ぬぞ」は、良くなかった。
なぜ良くないか、と云うと、
「今日は、4km走るぞ!」と心に決めてスタートしても、
途中で簡単に3km、2kmに縮めてしまうのだ。
体調が悪くもないのに。
「どうせ、健康の為に走っているんだから」
と言い訳してしまうのだ。
私は、色々思案した挙句。
半年後に10kmマラソンに出場する決意をした。
毎日、走る度に、
「10kmマラソン・・・10km、10km、10km・・・」
と念仏の様に
「来月には5km、2ケ月後には6km、3ケ月後には・・・」
と、己と将来の話をする。
家族にも、出場すると宣言した。
そうすると、なぜだか、足が軽やかになり、走るのが、楽しくなって来たのだ。
「走らないと死ぬぞ」なんて自分を脅かすより、明るい目標を
何より、心が晴れる。
【追記】
元プロスキーヤーで「80歳でエベレスト登頂」した三浦雄一郎さんが、仰っていました。
「老いるのは怖くない。目標を失うのが怖い。」