ちょっと一服  その21 「記録を付ける」        



前回、3kmを走れるようになった、と書いた。

走れたとは言え、連続で走っている訳ではない。

200mを走って200mを歩く。

この繰り返し。


還暦を超えた我々にとって、毎日続けること(すなわ)ち「継続」は、なかなか難しい。

色々工夫をしないといけない。


私の一番の「継続」の動機付けは、記録を付けることである。

次に無理をしないこと。

   時々脹脛(ふくらはぎ)が痛くて走れなくなる日があった。

   そんなときは、躊躇(ちゅうちょ)なく走る距離を減らす。

3番目に、走らないと死ぬぞ、と言い聞かせている。

  2番目と矛盾している様だが、そうではない。

  「頑張る」「限界に挑戦する」と、「無理をする」は違うのである。(これはまた、後日、書く。)


長年の経験で、無理強(むりじ)いすると、私は長続きしない。

自然体で「継続」させる動機付けが、最善手である。

それが、記録を付ける」ことだ、と思っている。


記録が10行20行と増えると、自然とファイトが湧いてくる。

毎日、記録を眺めていると、極々しぜんに自信がつく。

今まで、走ることが苦痛だったのが、楽しくなってくる。

雨の日に走らない日があったとしても、気にならない。


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