説明メモ   その2


 「チャイナ」の呼称について


 このサイトでは、「中華人民共和国」略して「中国」と書くのを「チャイナ」と致します。

 原因は4つ。


 先の世界大戦前、日本ではチャイナを「支那」と書き「シナ」と呼んでいました。

 抑々(そもそも)、なぜ「シナ」と呼んだか?

 インドの仏教経典中で「チーナ」(ラテン文字表記:Cina)」と表記されていたのに基づいたからです。

 それを漢字で「支那」と当てただけなんです。

 欧米などの英語圏では「China」と書き「チャイナ」と発音します。

 フランス語では「Chine」と書き「シーネ」。
 ドイツ語では「China」と書き「シーナ」。
 イタリア語では「Cina」と書き「シーナ」。
 オランダ語では「China」と書き「シーナ」。
 ポルトガル語では「China」と書き「シーナ」。

 よって、これらの国に倣って、このサイトでは、「中国」と書かず「チャイナ」と書くことにしました。

 元の「支那(シナ)」に戻しても良いのですが、まあ、少し忖度して・・・(笑)

 これが1つ目の原因。


 戦後「中華人民共和国」略して「中国」と呼ぶようになりました。

 それは、チャイナ共産党政府が、

 「『支那』は日本が植民地化していた時代の蔑称である」として「中国」と改めるようにとの苦情を申し立てたからです。

 しかし、この理由は真っ赤な嘘。

  註:「植民地化」も言いがかり。詭弁も甚だしい。

 真意は、中華思想にあります。

 中華思想とは、「世界は中国を頂点する。他の国は朝貢国(ちょうこうこく)または奴隷国家である」とする考え方。

 (すなわ)ち、日本に「中国」と呼ばせることによって「日本は中国の隷属国です」と拝跪させようとする魂胆なんですね。

 これが2つ目の原因。


 3つ目の原因は、チャイナの古書に「中原、洛陽周辺」を指す「中国」という地理的言葉があるからです。これとの混同しない為。

 4つ目の原因は、日本の「中国地方」(鳥取県、岡山県、島根県、広島県、山口県)と混同しない為。



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