第５話　梅田地下街の落とし穴


　夏真っ盛り。

　梅田地下街を歩いていると。

　突然、大きな落とし穴が出現し、顛落(てんらく)しそうになった。


　


　驚きましたね～（笑）



　いえ、前から二人の若い女性が歩いて来たんですよ～♪

　その二人の女性のブラウスの胸元が、大きく開(あ)いて、

　谷間が、粗(ほぼ)全部、見えている。


　

　ええ～っ！

　でしょう？


　その胸元に。

　私の目は釘付けになってしまった。


　どんどん近づく ・ ・ ・近づく ・ ・ ・

　私は、胸元の一本の縦線に、吸い込まれそうになる！


　ハッ！と我に返る！


　そうすると、階段を踏み外したかの様に、腰砕け！

　突然、大きな落とし穴が出現した錯覚に陥(おちい)ったんですよ～

　本当ですよ！

　いや～、慌てました。



　ねえ、御同輩、ご経験あるでしょう？


　えっ！？
　ひょっとして、私だけ！？

　【教訓】

　この話、実は十数年前の経験なんです。

　今、これと同じことやったら、確実にギックリ腰になります。

　御同輩！

　夏の街は、落とし穴だらけですぞ～

　お互い、若い女性には気を付けましょう！（笑）