夜郎自大(やろう じだい)


    りーやん!たーやん!新しい問題ですよ~♪


       は~い!お願いしま~す


     はい、では、「夜郎自大」って知っていますか?


    あっ!それ知っています!


    じゃあ、りーやん、説明して下さい


   はい(笑)

 若い男が意気込んで彼女に「今夜はやるぞ!10回!」と宣言。

 「やるぞじゅっかい」・・・「やろうじゅっかい」・・・「やろうじだい」ハハハ

 とにかく10回達成して自慢する男。

 内容なんて関係なし!


   なるほど~、回数じゃあないのにね~

 世の中には、もっと凄腕が沢山いるのに・・・

 あ~男って悲しいね~

 反省しないとね~

 野郎は、自戒する・・・「やろうじかい」

 フフフ、先生どうですか?



    あはは、連歌(れんが)みたいで、素敵!

  じゃあ、「夜郎自大」の本当の意味を説明しますね

  自分の力量も知らずに、偉そうに振舞うこと。

  分かりましたか?こっちも憶えて下さいね。



 【本来の解釈】


〇夜郎自大(やろう じだい)

 <意味>

 自分の力量も知らずに、偉そうに振舞うこと。

 「夜郎」はチャイナ、漢代にあった国の名前。

 夜郎国の王が漢の大きさを知らずに、漢国の使者に自分の国の大きさを自慢して、どちらが大きいか尋ねた故事から。


 【語彙説明】


〇連歌(れんが)・・・中世に流行した文芸。

   短歌の上句と下句、つまり五・七・五の長句と七・七の短句を数人で交互によみつづけるもの。


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