朝三暮四(ちょうさん ぼし)


    りーやん!たーやん!授業を始めますよ!


       おはようございます!


    今日は、四字熟語の勉強をします。

          2人は「朝三暮四」を知っていますか?


       知りませ~ん!


    はい。では、説明しますね。

 古代チャイナで、たくさんの猿を飼っていた王様が、猿の餌を減らすことにした。
 「トチの実を朝に三つ、暮に四つにする」と言ったところ猿たちが怒った。
 「それでは朝は四つに増やし、暮は三つにする」と言うと猿たちは朝の数が増えて大層喜んだ。
 という故事からできた熟語です。

 意味は、目先のわずかな違いに拘り、同じ結果になることが理解できないなこと、です。

 分かりましたか?


    ふ~ん、難しいなあ


    そうそう、もうちょっと、憶え易いたとえ話はないですかなあ~


    う~ん・・・

 じゃあ、とっておきの憶え方を特別に教えてあげますね~


 これは、新婚夫婦ことです。

 朝三回、夜四回エッチをすることですね。フフフ(笑)

 日曜日なんて、奥さんは一日中下着を着けてない。

 旦那様のワイシャツ一枚のみ(笑)


 ところが、奥さんが、お強請(ねだ)りしました。

 「回数を増やして」 と。フフフ(笑)



    うん!うん!俺も若い頃、強請(ねだ)られた(笑)


    でも、旦那様は限界。

 そこで奥さんに言いました。

 朝四回、夜三回にする、と。

 そうすると、奥さんは、一回増えた、と、飛び跳ねて喜んだ。フフフ(笑)


 ねっ!覚え易いでしょう?


        わ~!憶えやす~い!




 【本当の解釈】


〇朝三暮四(ちょうさん ぼし)

  <意味>

  目先のわずかな違いや損得に拘り過ぎて、結局は同じ結果になることが理解できないこと。

  または、巧みな言葉や話し方で人を丸め込むこと。

  <故事>

  春秋時代、たくさんの猿を飼っていた(そう)狙公(そこう)は生活が苦しくなり、猿の餌を減らすことにした。

  「トチの実を朝に三つ、暮に四つにする」と言ったところ猿たちが怒ったため、

  「それでは朝は四つに増やし、暮は三つにする」と言うと猿たちは朝の数が増えて大層喜んだという。


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