四書五経とは


 この項目の説明は、私(還暦ジジイ)のメモ書きで、辞典等からの切り貼りに過ぎません。


四書五経(ししょごきょう)は、儒教の経書の中で特に重要とされる四書と五経の総称。

四書・・・『論語』、『孟子』、『大学』、『中庸』

五経・・・『詩経』、『書経』、『易経』、『春秋』、『礼記』

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『論語』(ろんご) ・ ・ ・ 孔子とその高弟との問答を主として綴ったもの。儒教の根本文献。20編。
  

『孟子』(もうし)・ ・ ・ 孔子の後継者である孟子が「性善説」を唱えて語ったもの。

  諸国を遊説した孟子が諸侯や知識人、門弟などと問答したことばを集めた思想書。

  後の一派である朱子学に引き継がれる。

 <北宋の司馬光、李覯(西暦1009~1059年)をはじめとする一連の孟子批判も存在し、
  そのことはまた、この書のもつ理想主義的内容が、ときに危険思想ともみられた。>

『大学』『中庸』はもともと『礼記』の一章を独立させたものである。

『大学』(だいがく)・ ・ ・ 大学教育について論じている。

  当時の大学は、国家の指導者層の子息たち、超エリートを育てる機関。

  いかに天下国家をよく統治し、世に平和をもたらすか、を学んだ。

『中庸』(ちゅうよう)・ ・ ・ 孔子が最高の「徳」として説いた概念。偏ることのない「中」をもって道をなすという意味。

『詩経』(しきょう)・ ・ ・ チャイナ最古の詩集であり、古代の宮廷や各地の民間の歌謡305篇を孔子が編纂したもの。

『書経』(しょきょう)・ ・ ・ チャイナ古代の歴史書で、伝説の聖人である 堯・舜 から 夏・殷・周の王朝までの

  天子や諸侯の政治上の心構えや訓戒・戦いに臨んでの檄文などが記載されている 。

  『尚書』または単に『書』とも呼ばれるが、内容に違いがある二種類があり、「古文尚書」「今文尚書」と呼んで区別する。

『易経』(えききょう)・ ・ ・ 占術のテキストとして集大成したもの。

  荀子の学派によって儒家の経典として取り込まれた。

『春秋』(しゅんじゅう)・ ・ ・ 古代チャイナ東周時代の前半(春秋時代)の編年体の歴史書。

  儒教においては単なる歴史書ではなく、孔子が制作に関与した思想書である。

『礼記』(らいき)・ ・ ・ 主に礼の倫理的意義について解説した古説を集めたもの。


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【参考】

四書五経は、君子が国家や政治に対する志を述べる「大説」と呼ばれる。

日常の出来事に関する意見・主張や噂話など虚構・空想の話を書くのが「小説」と呼ばれる。小編の言説を略して「小説」。

「小説」は、個人的概念や人生観などの主張を、一般大衆に、より具体的に分かりやすく表現して示す。

「国史」は、君主の命などを受けて編纂されたもので、「物語」や「説話」とは異なるが、当時の権力者の意向に影響を受ける。



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