ちょっと一服  その4


近所のスーパー内にお好み焼きのテナントがあり、そこに隣のおばちゃんがパートで勤めている。

うちの孫が、「おばちゃん!」と100円玉を握り締めて行くと、タイ焼き1個のところ、2個に。

更に、店主のおばちゃんが、「クリーム入りもあげよ!」と1個。

計3個も入れてくれる。

関西ならではの人情・・・かな?

お祖父ちゃんの私としては、微笑ましく、嬉しい。

しかし、商売としては、どうなのだろうか?

周囲のお客さんは、買う気を喪失するのではないか、

老婆心(ろうばしん)・・・否、老爺心(ろうやしん)?が頭を(もた)げる。

賛否両論ありそうだ。



友人の息子さんが、サントリーに勤めている。

社員割引は無いそうで、一般の人と同様の方法でしか購入できないそうだ。

私は、「流石、サントリー!」と(ひざ)(たた)いた。


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