良賈は深く蔵して虚しきが如し   【読み】りょうこ は ふかく ぞうして むなしき が ごとし   【意味】すぐれた商人は、品物を奥深くしまっておき店頭には飾っておかないので、       見かけは手持ちがないように見えること。   【真意】賢者は学徳・才能をみだりに外に現さないため、愚者のように見えるということのたとえ。   【類義語】「能ある鷹は爪を隠す」「大器愚なるが如し」   【出典】「史記」老子伝   【原文】良賈深蔵若虚。